’08
Jun
13
バリアフリー!
「芸能人は歯が命」というCMのコピーがあったけど
一般人も歯についてはかなりな面で気になる部位であるはずだ。
自身が感じる歯や歯茎の健康状態はもちろんのこと、
見た目においても実は色々気にしているのが「歯」ではなかろうか。
普段は隠れているが話しをしたり笑ったりすれば
必ず相手に見えるわけで いわばチラリズム的要素を持つ器官だ。
さて。
春頃に事務所近くの「勝間歯科医院」に通うようになった。
開業されてまだ半年ほどの真新しい雰囲気で
インテリアもBGMもセンスが良くて 心地よい。
そして何より院長はじめスタッフの方々の明るく柔らかな対応が抜群だ。
以前日記にしたためた「親知らず抜歯」をメインに通い始めたのだが
院長の手際の良さは勿論、説明もわかりやすくて信頼が置ける。
さらに衛生士さんによるメンテナンスやブラッシング指導が織り込まれ
なかなかに充実した通院になっている。
ここ最近は古くなった詰め物を新しいものに換えていく治療になり、
昨日は前歯のケアの日だった。
実は今を去ること数十年、8歳の頃に生え揃った前歯は左右の大きさも少し違い、
段違いになっていて多少なりとも気にはしていた。
さらに十数年前に前歯が少し欠けてしまい、詰め物をしていたのだが
長年による若干の変色と素材もいまひとつな古いものだったので
この際換えましょうという運びになった。
先生に「少し形も整えるようにしますから。」と言われ
正直「???」と思いつつ電動椅子の背もたれと一緒にゆっくりと倒れた。
麻酔後に数十分の施術。
うがいが終わり手鏡を手渡され鏡の中に映る前歯を見て目を疑った。
その前歯が色艶やかに、しかも見事なまでに大きさが左右対称(ええっ!?)
そしてあろうことかフラットな前歯に変貌していたのだ!!!!!
心の中で 『バ…バリアフリーーー!』と叫んでしまうほどに。
30年以上間もこのシンメトリーではない段違いな前歯と向き合って来た自分にとって
大袈裟だと思われるかも知れないが天変地異の驚愕であった。
職業柄、画像処理でタレントさんの肌や髪、そして歯を触ることがある。
しかしそれはあくまでバーチャルの世界であって
コンピュータの内部で行われているCG処理にすぎない。
今、目の前にある自分の歯は正に自分がこれまでやって来た色艶を奇麗にし
形をバランスよく整えるといった一連の画像処理の様にリアルに現実処理された
とてもよく出来た彫刻作品と言うわけだ。
普段あまり鏡をのぞかない自分が昨日、今日はしょっちゅうニカッと歯を見ている。
整形手術をする人の気持ちが少しわかった気がする。
そりゃあ、整ってる方が何かと楽しいでしょうなあ。
ま、あくまでも自然さが損なわなければという大前提の基に。
勝間先生、本当に感謝です。
スタッフの方々も 今後とも末永くよろしくお願いいたします。
…って末永く歯医者通いもいかがなものか。
と思いつつも次は来週火曜日。
鼻も もう少し高くという相談をしてみよう。
(^皿^) ニカッ
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