STUDIO POOL—BLOG

’07

Nov

20

文楽/人形浄瑠璃

27527a53.JPG生まれて初めて国立文楽劇場に足を踏み入れた。

何百回とその前を横切ったことがあるにも関わらず
一度も入ったことがないという方が不思議といえば不思議で
人形浄瑠璃そのものに昔からものすごく興味があったのだから
さらに不思議の上塗りである。

そもそも人形浄瑠璃に興味を持ったのは小学生にまでさかのぼり
NHKで放送していた『新八犬伝』という南総里見八犬伝
(なんそうさとみはっけんでん)をもとにした15分番組にハマったのだ。
当時はもちろん 文楽のぶの字も知らず、時代劇の凝ったセットや
たまに現れる黒子などがとても新鮮で、
それまでの人形劇イコール幼稚という概念が一掃された番組だった。

大阪に住んでいたら何度も耳にする『文楽』と
先述通り『人形浄瑠璃』への興味が何十年も回り道をして
これもまた以前から興味津々の名作「曽根崎心中」の観劇に至った。
夕方からの二部構成。

16:30 開演
まずは「源平布引滝」というすこし堅めの源平争乱の幕開きを描いた演目で、
話のスジはさておき、語りをする太夫、三味線、人形遣いの表現法に驚愕。
自分にとってはある種の心の準備をするための一時間半だった。

18:20 休憩(弁当)

18:50
目的の「曽根崎心中」開演。
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『曽根崎心中』は、元禄16年(1703年)4月7日早朝に大阪堂島新地天満屋の女郎はつ(21歳)と内本町醤油商平野屋の手代である徳兵衛(25歳)が梅田・曽根崎の露天神の森で情死した事件に基づいている。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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素人の自分が初めて観るには最適のわかりやすい登場人物にストーリー。
予想通り演技に集中でき、本当に細かな表情に目を奪われ心を奪われた。

20:30 終演

こういうときに本当に腹立たしいのは自分の文章表現力のなさ!だ。
こうなったら好きに書くしかないのだが率直に…
主人公の「はつ」に惚れた。
あんなに女らしい動きをする女性がこの世に居たとは!
アニメの主人公に恋する気持ちがわかった瞬間だったかもしれない。

むううう。
もっかい観たい。

ってゆーかぁ

逢いたい (//▽//)

阿呆か。

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