’15
Dec
2
転訛 スマホ
「スマホ」という言葉を聞く度に「ミシン」がふと思い出される。
ミシンは江戸~明治にかけて入ってきた Sewing Machine(ソーイング マシン)
を知った日本人が、外国人の『ソーウィングミシーン』という発音の
ミシーンの部分だけを切り取り、転訛(てんか)し一般名称となってしまったと聞いた。
21世紀になってもSmartphone(スマートフォン)を
「スマホ」とパキっとしたカタカナ三文字に略し「スマフォ」よりも
断然使用頻度を高めた日本人に乾杯。
乾杯と言えば 何でBeerは「ビア」にならへんかったんやろう?
『ミクダーノゥズ』に聞こえるMcDonald’sを『マクドナルド』にするクセって
いつから始まったんやろう?
ミシンみたいに発音そのままを何とかカタカナで言い表す工夫やクセがあったなら
今頃みんなもっと英語を話せてたのかも知れまへんなぁ。