’14
Mar
11
命短しがんばろう我々
3.11 震災 津波。
天災とは言え何度聞いても悲しくて嫌な言葉である。被害に遭われた方々に心からお見舞いを申し上げるものであります。
関西人の我々にとっては19年前の阪神淡路大震災も同じく恐ろしく悲しい天災だった。多くの方々の尊い命が失われたことに改めて胸が痛む。
いささか無理があるかも知れないが我々昭和39年生まれにとってこの「19年」というのは特別な意味がある。昭和20年の夏に終戦を迎えその19年後に我々は生を受けた。空襲で焼け野原になった日本がわずか19年で新幹線を走らせ、東京オリンピックを開催するまでに復興を成し得た頃に生まれたのが我々昭和39年、1964年組なのである。戦争で多くの人々や財産を失いながらも決して諦めなかった諸先輩方の心意気を感じずには居られない。その気になれば一丸となって20年もかからずに素晴らしい国を創りあげることが出来ることを先輩方が示してくれている。目の前に有る諸問題が簡単に片付くとは言えないが決して乗り越えられない問題ではないのだ。目の前に在る現実を真摯に受け止め、各々が出来る事を真っ直ぐにやり続ければこの国は必ずやもっとよい未来を創りあげる事ができる。命短しがんばろう我々。