’13
Nov
16
00East 料理を愛したスパイ
今月某日…秘密情報部のコードネーム「00East」兄さんに
某フランス料理店に案内された。
シェフが一人で切り盛りする(でも切り盛り感は全くない)、
静かな店内はBGMもない。
「カズが好きそうだからこの店を選んだ」という兄さんの言葉に初めは??だった。
フランス料理が好きだと言った覚えがないからである。
が、食事や会話を進めるうちに徐々にその謎が解けていった。
・先ず黒板に書かれた沢山のメニュー(知らないものがいっぱい)は
何故かどれも食欲をそそる。(これを一人で作るとな!?な印象も)
・少数の予約のお客さんだけがゆったり(しかもにこやかに)食事をしている空気感。
・一切無駄はないのに決して愛想が悪いわけではないちょうど良いトーン
(というのがあるのだ)で話すシェフの話し声や仕草も魅力的。
・フランス料理のシェフなのにパスタも絶品(笑)
(画像左はボリューミーで柔らか~い鴨肉です)
・そして何より一番驚いたのは、シェフが一人しか居ないはずなのに
いつの間に料理をしてるのかわからないという点。
出てくる料理はどれもとても美味しく凝っている…でもこれをいつの間に!?!?
スマートである。見習いたいものである。プロはこうでなくっちゃあならないのである。
美味しいものを食べるのは誰でも好きだと思うが、自分は「職人の動き」や「プロの技」「粋なサービス」を観察・体感するのがとても好きだと以前兄さんに話したことを思い出した。
それを憶えててくれての粋な計らいにまたしても感服しました (-人-) ご馳走様でした。