STUDIO POOL—BLOG

’15

Jul

27

Bruddah Waltah

Bob Marleyをきちんと聴きだしたのが20歳の頃。
…というか19歳頃にレゲエなるものの存在を知りわけもわからず
その心地よさになんとなく惹かれだしたのが始まり。
南国好きという極めてシンプルなノリが要因だったのかも知れない。
当時ははるばるジャマイカから多くのレゲエミュージシャンが日本に来て
サンスプラッシュだのジャパンスプラッシュだのという
似たような野外コンサートが開催されてる時代だった。
ただでさえ解らぬ英語がめちゃめちゃに訛っているのであるからして、
正直何を歌っているのかさっぱり解らなかった。
だがしかしノリ♪だけで十分楽しめたのである。
若さとはそういうものである。
とかなんとか なんちゃってレゲエ好きのまま25歳に訪れたハワイ。
そこで耳にしたのが日本では聴いたことのなかったハワイアン・レゲエ
(ジャワイアンという表現もあった)なるジャンルだった。
1990年、カーラジオをつければパームツリーと共に流れる景色に本当によくマッチする
ハワイアン・レゲエが耳にも若さにも心地よく(やはり意味は解ってないのだが)
ただただ機嫌のよい日々だった。
ラジオでよく流れていたBruddah Waltahというアーティストの声に魅了され、
カセットテープを買い、海やプールでぼんやりウォークマンで聴いていたのん気な歳だった。
当然ネットもない時代なのでBruddah Waltahがどんな人物かを知らぬまま
勝手に作り上げた若きBob Marleyの様な姿を妄想してたのであるが
時は流れインターネットで検索すれば有名人は画像が見れる時代になった。
それももう20年前近くなる古い話だが当然Bruddah Waltahを検索したのである。
イメージと真逆の人が現れたのには面食らったのだが、
やはり今もなおその声に魅了され続けている。
良い時代になったもので歌詞の意味もやっとわかる今日このごろである。

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