アブラゼミ

ウォーキングの最中にふとクマゼミではない鳴き声が聞こえた。
間違いなくアブラゼミの鳴き声だ！
久しぶりのその声に興奮を抑えながら注意深く辺りを探索すると美しく立派なアブラゼミを発見。
数分かけてジワジワと近づき撮影成功。なんとも言えないマットな質感、渋い色合い、まるで木彫りの様な羽の美しいパターンをしばし熟視…。神様はなんという美しいデザインをされるのであろうか。
しかし鳴いているのは別のアブラゼミの様だ。更に探索を続け、ついぞ鳴いているのを発見し動画を撮影。

『もし人間が蝉の声を出せるとして、東京タワーへしがみつき張り切って鳴くとしよう。
するとその声は鹿児島まで聴こえるほどの音量なのだなぁ( ´∀｀).｡oO
ってことは大阪城にしがみついて鳴いたら沖縄まで聴こえるんやろか？？』とロマンチックなことを考えながら（どこがやねん）夢中で撮影した。

夜になりその興奮を思い出し、小休憩先のバーHaLEで話す。ミンミンゼミ、クマゼミ、ツクツクボウシ、ヒグラシの声を声帯模写で披露するも『アブラゼミの声は？( ´∀｀)ﾜｸﾜｸ』に絶句した。耳で憶えてるその声を再現できなかったのだ。アブラゼミに対し非常に申し訳ない気持ちだった。（みんなはどっちでもええと思ってるで）何故あの撮影した動画の存在を忘れていたのか、何故声帯模写にこだわったのか、（だからみんなはどっちでもええと思ってるで）さっぱり思い出せないがいつかまたそんな日が来るかもしれぬ。（けーへんと思う）夏の間にその声を模写できる様に研究しよう。（ちゃんと仕事しよう。）

ちなみにアブラゼミの鳴き声

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