STUDIO POOL—BLOG

’09

Jul

17

寄席文字/橘右一郎 師匠

090716

『寄席文字』というのをご存知でしょうか。
勘亭流とも江戸文字とも違う、平たく言えば落語の文字という分類です。
実は小生、中学生の頃から絶対に書ける様になりたかった書体が二つあります!
一つは『映画の字幕スーパー』のあの独特の文字。
そしてそのもう一つこそが『寄席文字』だったのです。
中高生の頃の同級生はウンウンと頷いていることだと思われます。
なんせそれっぽい寄席文字風『エセ札』とかは10代の頃から作ってましたから。
大人になった今でもこんなうさんくさい札 (ちなみにこれは江戸文字)
を作るくらいですから。(笑)
寄席へ足を運ぶ度にその美しく太き右上がりの文字に魅せられ、
いつか その道の方に教えを乞いたいと日々願っていたところ
昨夜 見事に か・な・い・ま・し・た !!!!!!

にぎわい堂さん主催の『さんもくサロン』のゲストとして
橘右一郎師匠が来られ、直々に『寄席文字』についての歴史や成り立ち
裏話に至るまでをみっちりお聞きすることができました。
目前とはこのことであるという具合なその差1mに満たない真正面の師匠が
時々自分に向かって話してくれてるというだけで至福、
自分の質問に答えていただけるのは、もう何と言うてええやら!!!
思いのほか気さくな大師匠に心酔した夜でした。

そして更に驚愕の素敵な出会いがひとつ。
自分の左隣りに居られた、にぎわい堂初参加の男性が
ネット上では長いおつきあいの通称『Roboさん』でした。
趣味が高じて『落語のごらく』という三題噺満載の本を8冊も出版されている
新作落語作家のお方でもあります。
もちろんお顔を拝見するのも初めてで偶然にもほどがあるというものです。
神様のいたずらにもほどがあるというものです。
催しの1時間前に突然誘われたnananyの二人も
『ほどほどにしてほしい』と思ってたに違いありません。(笑)

イベント / お笑い・落語・etc

POPULAR

RECENT

ARCHIVE

CATEGORY