’09
Jan
6
シンクロと私
今年初のシンクロニシティ(共時性)は
この亀田製菓『白い風船』であった。
A精版印刷の若手デザイナー
Mリスのブログにこの菓子のことが書いてあり
非常に美味いとの感想を読んだ翌日、
とある出先のテーブルに突如それは現れた。
シンクロファンとしては奇麗なスタートであった。
しかし Mリスには一言もの申したい。
彼は昨年の秋に腎臓を患い1ヶ月の入院を強いられた。
見舞いに行った際、退屈だというのでブログでも書いてみてはどうかと勧めた。
数日後彼から届いたメールにブログを始めたとの一文。
発表されたブログタイトルは『闘病スタイル』
東京スタイル→闘病スタイル…
うぬ!出来る!! と正直なところ感心した。
ブログの内容も面白く彼の新たな一面を楽しんでいた。
無事退院後は彼の入院生活ブログも終焉を迎え、次の展開へ向かう。
第二期の新たなるブログタイトルは『腎臓と私』
戦争と私→腎臓と私…
もはや感心どころではなく尊敬の念さえ抱いてしまった。
リズム感とナンセンス具合が絶妙だ。
そして年末の忘年会でMリスに話しかけた。
ワ シ『やるなあ。アレは巧いタイトルやで!正味の話し。』
Mリス『そうですか?』
ワ シ『東京スタイル→闘病スタイル。』
Mリス『?』
ワ シ『いやいや、その次のアレも、
戦争と私→腎臓と私…』
Mリス『何ですかそれ?』
ワ シ『かけてんねやろ?』
Mリス『何がですか?』
ワ シ『掛詞(かけことば)なんやろ?アレ。』
Mリス『へ?』
ワ シ『だから、東京スタイルとか戦争と私の!』
Mリス『えぇ? そんなんあるんですか?
知りませんでした…』
先走と私、
自爆の瞬間であった。
めでたし めでたし。