STUDIO POOL—BLOG

’08

Jan

24

みんなのうた

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2008年度 ひとつの目標ができた。
友人・知人の「歌声」をコレクションし、
コンピレーション・アルバム、『みんなのうた(仮)』
を作ってしまおうという趣向である。

同業 奈路さんと飲みながら盛り上がった企画で
考えてみれば友人・知人の画像はたくさん持っているのに
誰の声も持っていないのは人生において片手落ちである。
スナップ・ショットな感覚で歌声を録り、
画像を楽しむように声を聴けるとなると これは楽しい。
そういう意味で本当に便利な世の中で
カラオケボックスでCD-Rに録音が可能というのは
その後の編集や量産が簡単で有り難い。

歌が上手い・下手はもちろん関係ないのだ。
写真の世界でハンサムと美人しか撮らないという考えがないように
とにかく「そのひとの歌声」であることが最重要である。
親しい人の歌声は何度聴いても決して飽きることはなく
そのアルバムは3年、5年と時を経るほどとても貴重な一枚になるのは想像に容易い。

昨年夏に 七人の筆侍メンバーで録った歌の数々がそれを証明している。
自分を含む皆の歌声は想像以上に聴いていて楽しく
画像よりも想像力をかきたてられ笑顔や思い出をリアルに再現してくれるのだ。

実験的にアルバム制作を意識して奈路さん含む仲間で今月は二度も
歌ったり録ったりしたのだが、はじめは恥ずかしい感覚がごく普通で
その後 必ずと言っていいほどノッてくるのも自然な流れだ。
冒頭で友人・知人の歌声と言っているように
アルバムに収録された人たちが集い、友人・知人になる時間も計画中だ。
発散という今までのカラオケとはひと味違った楽しみがあるのは間違いない。

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