’07
Dec
26
春夏冬二升五合
先週末、とある店内に貼ってあった
「春夏冬二升五合」なる木の札が大変気になった。
目前に座したる我が師匠に尋ねるとヒントを与えてくれ、
徐々にその意味が分かり、解明した途端に
思わず「巧い!!!」と声を上げてしまった。
春夏冬二升五合
秋がなく、升(ます)が二つ、五合は一升の半分で半升。
商い益々繁盛(あきないますますはんじょう)
と読むとのこと。
こういう言葉遊びは大好物で常にアンテナを張ってるつもりだが
今日の今日まで知らずに居た。
ネットで検索したらけっこう出てきてかなり有名な言い回しだと知る。
少し前に仕事で大量の千社札を作った感覚が蘇り
【春夏冬二升五合札】(写真)を作ってしまった。
せっかくなので文字通り皆さんにご笑納頂ければと
29枚(福数ということで)を用意した。
正直言って信心的には何の効果も期待できないのである。
それだけは断言できるのである。
ただ、商売にはサービスや創意工夫が大切なのは周知のところ。
こういう遊び心もサービスのひとつだと意識するには
役に立つアイテムだと思わなくもない。
あくまでパロディと割り切って頂ける方に
差し上げようと思う。