Personal
カセットテープレコーダー
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オープンリールの時代が終わり、
カセットテープレコーダーなるものが徐々に普及しだした頃の古い古い話
当時小学生だったが我が家にも小さなカセットテープレコーダーなるものがお目見えした。
親父か叔父がクリスマスか何かに買ってくれた様な記憶がある。
ラジカセではなく単なるレコーダーである。
ビデオもまだ一般家庭には普及されていない時代、
音だけでも自由に録れるというのは今では考えられないほど画期的で刺激的だった。
テレビの歌番組を録る際に(しつこいようだが音声のみである)家の者を黙らせ、
家族揃って緊張の録音の最中に外を走る救急車のサイレンや犬の吠える声が
キャンディーズの歌声にカブるという様なのんびりとした笑い話は
我々世代の共通した想い出でもある。